TDU2

多機能加熱脱着導入システム

TDU2は小型の加熱脱着装置の機能に加えて、3軸ロボット型オートサンプラ MPS robotic/robotic smart seriesとの組み合わせにより、試料前処理の自動化、ミニチュア化を実現し、分析の高感度化/高精度化、分析プロセス全体の効率化に貢献します。目的に合わせて最適な手法/オプションを選択することで多彩な試料前処理・導入技術に対応することが可能です。

特長

TDU2はクライオフォーカス部(CIS4)と直結しており、「バルブレス」、「トランスファーライン無し」の構造のため、「コールドスポットの問題」を解消しています。キャリアガス制御は、Agilent Technologies GCで定評のあるEPC制御を採用しており、極性成分/SVOC成分等の吸着の問題やコンタミネーションを最小限に抑える優れた設計になっています。

多彩な試料導入

TDU2は吸着管を用いた加熱脱着はもちろん、様々な形態のサンプル及び試料導入方法に対応した多機能加熱脱着装置です。

  • 固体、液体の直接導入
  • 吸着管による気体試料の分析
  • 2段階スプリット/スプリットレスモードの選択により幅広い濃度範囲をカバー
  • Twisterを用いたSBSEによる液体試料の分析

更に、MPS robotic / robotic smart seriesとの組み合わせで液体試料注入、ヘッドスペース注入、SPME注入、SPME Arrow注入にも対応します。

Liner-in-Liner Design

  • 加熱脱着部TDU2本体とクライオフォーカス部CIS4を直接接続
  • トランスファーライン無し
  • バルブ無し
  • メモリの影響を低減
  • メンテナンス性の向上

極性成分、高沸点成分に対応

不活性なサンプルパス構造に加えて、ソルベントモードにより大流量での加熱脱着が可能なため、極性成分、高沸点成分の高感度分析が可能となります。

TDU2ソリューション

Twister

Twisterはガラス製攪拌子の外側にPDMS(Polydimethylsiloxane)をコーティングしたサンプル前処理用のデバイスです。SBSE、HSSE、PSSEなどのサンプリング方法を選択可能で、気体、液体、固体など幅広い試料形態に対応できます。TwisterをTDU2に導入することで、SBSE で濃縮した試料の自動分析が可能です。

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FLEX-Twister

SA-SBSE(Solvent Assisted SBSE) 対応のFLEX-Twisterを有機溶媒に含侵、膨潤させたのちスターバー抽出を行います。PDMS と有機溶媒の特徴を兼ね備えた抽出が可能となり従来の SBSE では難しかった、水溶性、極性の高い化合物の濃縮が期待できます。TDU2ではSA-SBSEで濃縮した試料の自動分析が可能です。

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ATEX

ATEX(Automated TDU-Liner EXchange)により、液体/固体試料をマイクロバイアルに入れ、熱抽出により、対象成分をGCに導入することが可能です。

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MPS HIT

MPS HIT(Hot Injection and Trapping)はMPS robotic / robotic smart seriesとTDU2のオプションです。静的ヘッドスペース(SHS)やSPME/SPME Arrowで抽出した揮発成分をTDU2に導入することで、回収率の向上、高感度化を実現します。

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DHSオプション *MPS roboticpro、TDU2のオプションです。

高感度で幅広い対象成分をカバーできるダイナミックヘッドスペースサンプラで、MPS roboticpro と組み合わせて、自動でサンプリングから注入までを行うことができます。

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PYROオプション

最高1,000℃までの熱分解が可能です。MPS robotic / robotic smart seriesとの組み合わせで、多検体の自動分析が可能となり高精度な熱分解を実現します。ユーザーによるTDU2への着脱が可能なため、セットアップの変更によりTDU2の全機能(HS、SPME、SPME Arrow、加熱脱着、液体注入)が使用できるため、GC-MSの用途が更に広がります。

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