ZOEX
- ZOEX KT2006 包括的2次元ガスクロマトグラフィー(GCxGC)
- 究極のキャピラリGCで、超高分離、高感度、グループタイプ別分析、サンプルイメージングを可能にします。
GCxGCシステムでのクルードオイル分析例(GCxGCクロマトグラム)2000成分以上の分離が確認されました。Dr.Glenn S Frysinger; U.S. Coast Guard Academy
超高分離
1次元目の全溶出成分を一定間隔毎に極性の異なる2次元目のカラムに導入し分析(モジュレーション)。2次元目カラムは、ナローボアカラムによる高速GC分析を繰り返し行い、数1000成分の分離が可能。
高感度
モジュレータにより1次元目のカラムの溶出成分を極狭いバンド幅にトラップし脱着でき、ピーク幅が0.05~0.5秒程度までシャープになり、従来のシングルGCに比べて数倍~数十倍程度、感度が向上。
グループタイプ別分析
分離特性の大きく異なるカラムセットを用い、1次元目に無極性、2次元目に極性のカラムを使用した場合、横軸が沸点順、縦軸が極性の順にプロットされ(GCxGCクロマトグラム)、同一官能基などを持った成分ごとに、グループタイプ別分析が可能。
サンプルイメージング
GCxGCクロマトグラム(2D map)は、2つの保持時間情報を使ったサンプルイメージングが容易。専用解析ソフト(GC Image)を用いて、2D mapの引き算などをすることも可能。
システム概念図
ZOEX KT2006ループ式ジェットパルスドモジュレータ
最新のループ式ジェットパルスドモジュレーターを使用。ループ状のモジュレーターで、冷媒(液体窒素)によるクライオフォーカシング、加熱圧縮ガス(空気、窒素など)による瞬間的な脱着を、2段階にわたって実施。このクライオフォーカシングと脱着を繰り返しを、モジュレーションと呼び、その間隔は通常3~8秒で行われます。
GC Image Software
ZOEX社製のGCxGCデータ解析ソフトウェアで、測定データを変換し、等高線表示の2次元クロマトグラムを作成。得られたクロマトグラムは、2次元表示だけでなく、3次元表示をすることも可能。その他にも、構造式の表示、テンプレートマッチング、マススペクトルサーチ、複数画像の比較、定量など、様々な機能を持ちます。
GCxGC専用キャピラリーカラム
特長
わずか1cmの軽量コネクターで、1stカラムと2ndカラムを接続済み。
製品出荷時に、高温/高圧下でのリーク検査を実施。
カラム作成の手間と時間が格段に省けます!
詳細は、弊社(info@gerstel.co.jp)までお問い合わせください。