DHS / ダイナミックヘッドスペース
更なる高感度、自動化を実現
ダイナミックヘッドスペースオプション
- DHSの特長
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- 加温、ショートパス、バルブレス
サンプルパスはわずか3cm程度の加熱したニードル部分のみのため、コールドスポットの影響なく分析できます。- 高感度
ダイナミック法によりヘッドスペースガスを濃縮するため、従来のヘッドスペース法やSPME法に比べて格段に感度が向上します。- MPS roboticproによる自動化
DHSによる濃縮からTDUによる加熱脱着、GC-MS分析までの完全自動化が可能となり、高精度な分析が実現できます。- FEDHS®(Full Evaporation DHS)
最大100μLの水系試料をHSバイアル中でパージし全量を気化。水溶性成分を含む幅広い成分の回収率が向上します。- DHS-MVM®(Multi Volatile Method)
HSバイアル中の試料から、3種類(3本のチューブ)のメソッドで濃縮した成分を連続的に加熱脱着し、フォーカシング後分析する事で、揮発性の高い成分 から、水溶性成分を含む、揮発性の低い成分まで網羅的な分析が可能です。
GERSTEL DHSはMPS roboticpro、TDUのオプションです。試料をトレイにセットした後は、サンプリングから加熱脱着導入、GC-MS分析までの完全自動化を実現します。
