TDS / 加熱脱着システム
- TDSの特徴
-
- バルブレス流路を実現したオートサンプラ
チューブをリフトアップして加熱炉へ挿入するユニークなチューブ交換機構により、オートサンプラからの流路切替バルブが不要。メモリやコンタミネーションがほとんど起こりません。加熱脱着後、試料チューブを空チューブに交換する機能と冷却機能によりキャリーオーバーもありません。- 考え抜かれた流路設計
TDS3からCIS4まで、不活性処理済ヒューズドシリカキャピラリでわずか約15cm。可能な限り短いトランスファーラインを実現。加熱脱着/カラム導入時の両方でスプリット/スプリットレスを選択できるため、広い濃度範囲の試料に対応。加熱時のガス流量を大きくできるため、短時間で加熱脱着できます。- 一体型を超えた優れたコンポーネント設計
TDS3は冷却機能を有しているため、室温付近での加熱脱着分析や短い分析サイクルに対応。CIS4単独では液体試料のシリンジ注入ができます。TDSA/TDS3/CIS4⇔TDS3/CIS4⇔CIS4の変更も数十分で行え、メンテナンス性にも優れています。 - バルブレス流路を実現したオートサンプラ
- こんなサンプルに適しています
- 【熱脱着、吸着剤へ濃縮捕集して分析】
室内雰囲気、クリーンルームエアー、環境(大気、水質、土壌)、香り(食品、香料)、匂い(高分子、大気)
【熱抽出 チューブに充填して分析】
電子材料、 化学材料(接着剤、高分子)、環境(土壌)、香り(食品、香料)、匂い(高分子、大気)、ポリマー中の残留溶媒、モノマー
GERSTEL TDSは、吸着管またはTwisterで回収された半揮発性有機化合物(VOC~SVOC)を高感度に分析できる多機能なシステムです。
TDS カタログ
TDS消耗品
▲TDS3/TDSA Agilent GC-MSシステム